パーッと見て出色は冨家規政の黒沢さん。レザーパンツというイデタチが若干ホームレスらしくないが、雰囲気はかなり出ている。入星の加納竜もさすがの貫禄。さすがスターボーリングでマイボールマイシューズ男。雀鬼でも1回清水健太郎がとっつかまった時に代打ち役の代打ちしてたっけ(笑)
入星初登場シーンで気になったのが石動と遼がいるのだが(原作と違う?)、これ密かに兄弟対決じゃん!本宮の遼、笠原の伊藤も割りと原作にイメージ近いかな。でも笠原が堕ちていくよっちんを演じるのは難しいか、いや無名塾ならやってくれたか。この辺もよっちんが堕ちていく前に本作が終わってしまったので確かめる術もないが。
石動を眼帯&どもらせてキャラ作りさせたのは面白い趣向。原作のファンはかなり衝撃を受けると思うが。キャスティングでどうしても違和感を感じざるを得なかったのが3から出てくる河野役の野村祐人・・・。河野はシブキャラというよりは若手アホキャラで行ってほしかった。野村祐人は個人的にいつもキャスティングに違和感を感じる俳優。本人のせいじゃないんだろうけど「壬生義士伝」の土方も相当・・・ごめんなさい。中野英雄の稲垣メンバーじゃくて稲垣8段もどうなの?
あと、異色のゲストとして広瀬哲郎が出ていた。たぶんこれがデビュー作。プロ野球珍プレー好プレー的な番組のゲストの際、TOKIOの松岡に「広瀬さんは最近俳優デビューしたそうで」と突っ込まれた際、このビデオの映像が流れ、役はイカサマ雀士役ですと紹介され、会場が爆笑につつまれたのを覚えている。もっともイカサマ雀士といっても、全然見破られて、よっちんに仕返しされるヘタレキャラ。
1-4巻までで、最後横浜での河野戦、隆が刺されて、入星×黒沢戦開始直前まで、わりと原作に忠実にストーリー展開される。原作ファンなら原作と違う点を楽しむのも又一興。 |
ゆかは川村亜紀だったが・・・
そこはVシネのお約束。
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