マンセンゴ.NET>勝ち組への転換>勝つということは



 麻雀は負ける人がいるから勝つ人がいる。
 まずこれを 頭に入れてください。あなたが勝ったお金は間違いなく負けた人から頂いたお金です。
 これがほかのギャンブルとあらゆる部分で異なります。パチンコにしろ、競馬・競輪・競艇にしろ、宝くじにしろ、ロト6にしろ、totoにしろ、株・先物にしろ、構図は胴元対あなたになります。もちろん勝って得たお金は負けた人の代金を胴元が回収して、利益を抜いて、勝者に還元されたものですが。。。同じように見えるかもしれませんが、胴元を経由している分、そこに(勝った人や負けた人への)人間的感情(または配慮)をはさまずに、金を得たり失ったりできます。
 フリー雀荘は場所と対戦相手を提供しますが、実際のお金のやり取りの部分には店は一切介入しません。ルールは管理していますが、お金のやり取りはお客さんどうしでやってよ、というスタンスです。

人間は感情の動物です。勝つと少なからず嬉しいでしょうし、負ければ少なからずアツいでしょう。
 しかもあなたに敗れた敗者が卓の前に座っています。あるいはあなたからお金を抜いていった勝者が眼前にいます。その人たちを前に冷静な感情でいられないのが、生来普遍的に人間が持っている感情というものではないでしょうか。
 敗者が思うことは概ね次の2つです。「あいつには負けたくない」「あいつには勝たせたくない」 この2つの感情ほど似て非なるものはありません。 「あいつには負けたくない」こう思われるのはある程度、実力を認識してもらい好敵手と捉えてもらったことになると思います。今後もアツい勝負を展開できることでしょう。では「あいつには勝たせたくない」と思われるのはどういうことでしょうか。おそらくあなたに負けたことに不満を感じていると思われます。「なんでこんな奴に負けてしまったのか!?」という憤慨。あなたの勝ち方が、実力を認めたくない勝ち方だったのか、対局マナーや対戦中のあなたの何気ない言葉や態度にイライラさせられたからでしょう。そんな感情を持った人が次に対戦するとき、どういった対応をするか。あなたにだけは勝たせたくないと思い、あなたのライバルに塩を送るような行為に出るのは目に見えています。(たとえばライバルにキー牌をなかせたり、あなたとライバルの2軒リーチの際は、あなたの現物を優先して切り、ライバルにはあたって仕方ないと思えるような露骨な打牌をしてくる可能性もあります)麻雀がサシの勝負でない以上、1対2、あるいは1対3という不利な構図を自ら招いて、それで毎回勝てるほど麻雀は当然甘くありません。「あいつには負けたくない」と思われても、「あいつには勝たせたくない」 と思われないようにしましょう。これはサシ勝負ではない勝負事全般にあてはまることだと思います。

ですから勝ち組を目指すあなたはこんな初歩的なところでつまずいていては話になりません。勝っても人気があるくらいのキャラにならないとその店に出入りすることも、ままなりません。「どうも俺は勝たせたくないと思われている節がある」と思ったあなた。今からでも遅くありません。マナーを学んでください。フリー麻雀での作法は局地的なものもありますが、最大公約数でまとめられたものを最低限マスターした後でそれらを学んでゆけば、何ら問題ないと思われます。マナーに関してはこのサイトでも具体的にいろいろな面で実例をあげて参ります。
 またおすすめの書籍は田中健次郎の「麻雀あなたは間違っている」という本。これは相当マナーに厳しい筆者が書かれた本ですが、奇数頁が上段に問題、下段に必殺打法、偶数頁が上段に奇数頁の解答、下段が「あなたは間違っている」という主にマナーに重点を置いたコラムという構成になっております。やや時代がかっているが名著だと思うので、このページで思い当たる節がある方は必読すべし!

麻雀あなたは間違っている!麻雀常識の再点検 麻雀あなたは間違っている!麻雀常識の再点検

著者:田中健二郎
出版社:金園社
本体価格:890円

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