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とうとう金子正輝の伝説の「常勝の麻雀」が再発された。入手困難になっていた、この本の内容とまったく同じなので、この本を手に入れたかった人は迷わず購入すべし。氏の提唱する「牌流定石」の一端にふれられる。「牌の入り目によって進退を決定する」などオカルトな戦術も多いが、手厚い打ち方を身につけたい方には参考になる書籍だと思う。
マンセンゴ.NET:★★★★ |
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永遠の戦術書の名著。技術論もさることながら、麻雀につきものの「運」について鋭く、迫っている。「山という偶然をツモってテンパイに達する。その点では誰も大差はない。だから差が付くのはそれ以外の部分にある。」(教訓17より)
あなたはこの教訓を認識されているだろうか?されてない方は一読をオススメします。
マンセンゴ.NET:★★★★ |
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運だけでは勝てない。だが運がなくては勝てない―まさに麻雀は人生の縮図である。牌に躍らされる人間たちの悲哀を描く珠玉の短篇集。
【収録作品】
新春麻雀会(阿佐田哲也)/三人の雀鬼(清水義範)/雨の日の二筒(五味康祐)/カモ(大沢在昌)/摸牌試合(山田風太郎)/麻雀西遊記(横田順弥)/雀鬼(三好徹)/東風吹かば(黒川博行)/他力念願(生島治郎)/九連宝灯(清水一行)
マンセンゴ.NET :★★★★
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銀玉親方
毎日コミュニケーションズ 2004-01
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銀玉親方ことギャンブルライターの山崎一夫氏の麻雀の戦術書がついに発売された。「棒テン即リー全ツッパ」とはかなりコンセプチュアルな題名を掲げたが、内容は過去に雑誌に掲載された連載コラムの集積と、あらたに書き加えたものを付け足して1冊の本にしてある。「ギャンブル」という視点で麻雀を冷徹に分析しているので実用度の高い戦術が満載。また氏が経営するフリー雀荘でのひとコマが題材になっているケースが多く、そういう意味でもフリーで戦うものには参考になる書籍ではあると思う。
マンセンゴ.NET:★★★★
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安藤
満 毎日コミュニケーションズ 2003-12
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安藤満の著書でおすすめなのは麻雀絶対に勝つ定石(レビューはこちら)というゴマブックスから発売されている書籍なのだが、現在入手困難である。(リンク先はイーエスブックス。発送に1-2週間かかるが入手されたい方はLet's注文)そんな安藤フリーク渇望の書籍が新発売された。文庫本サイズの本で内容は95年に白夜書房から発売された「麻雀亜空間でポン!」に加筆されたもの。3章以降は亜空間殺法を実戦例を豊富にからめて紹介されているが、2章までは麻雀の現代的なセオリーをまとめている。あとがきで伊集院静氏がこの部分がわかりやすく書かれており驚いたという記述があるが、初心者にもわかりやすい言葉で麻雀を伝えようとする著者の麻雀に対する真摯な姿勢にいつも感心させられている。
マンセンゴ.NET:★★★★★
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荒
正義 毎日コミュニケーションズ 2004-06
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荒正義氏の新着本が届いた。過去の雑誌への寄稿の集大成と、昨年タイトルを手にした第12期マスターズの自戦記を新たに執筆。
「勝つ麻雀」を考える諸兄は手に取ってみるべきだろう。
マンセンゴ.NET:★★★★ |
馬場
裕一 毎日コミュニケーションズ 2002-07
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詳細はこちらのページをご参照ください。
マンセンゴ.NET:★★★ |
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第6期最高位に輝いたことで氏の麻雀人生が花開いた。獲得タイトルはこの一冠だが、それを元に様々な営業をかけて仕事を産み出していった氏の半生を振り返るドキュメント。
マンセンゴ.NET:★★★
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荒
正義 毎日コミュニケーションズ 2003-04
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個人的にはもっともおすすめな戦術書。いや、これは戦術書ではないかもしれない。「麻雀」という名のバクチに対する著者の考え方や人生が、等身大で書かれていて共感できる。
「この生き方をずっと続けて26年。多分、これから先も同じ道を、飽きもせずに進むのだろう。進歩はない。ないが、自分で選んだ道である。私はこの生き方でいいと思っている。いや、私はこんな生き方しかできないのかもしれない」
このプロとしての矜持と卑下があい混ざった素直な文にマジ泣かされた!
マンセンゴ.NET:★★★★★
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死にそうになりながらも打ち続ける、炎の雀士・田中健次郎御大の、のりに乗っているころの著書。プロの矜持を感じさせるマナーに関する厳しい言葉は必見!
マンセンゴ.NET:★★★★
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発売当時雀界に相当な衝撃を与えた書。内容は既存プロの戦術書をひもといて、その内容のずさんさと正解な打ち方を指摘するもの。氏の打法は「ベストセレクション」などとよばれ、影響を受けた人も多いのでは。特筆すべきは精神的な部分に踏み込んでいて、雀士といえども「克己心」をもって日々臨まなければならないという論を展開している。この辺は勝ち組を目指す人には読み応えがあるのでは?
マンセンゴ.NET: ★★★★
*下記のクイズ・ゼミナールもオススメです。 |
森山
茂和 毎日コミュニケーションズ 2003-06-14
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プロ麻雀連盟の大番頭(?)若頭(?)の森山茂和氏の著書。手役重視の氏の雀風を反映した内容。勝ち方にこだわり、打点力を高め、攻守にバランスの取れた雀士を目指す方にはお勧め。ただ、やや勝ち味が遅くなるかも・・・。
マンセンゴ.NET: ★★★★
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「われめでPON!」の解説でおなじみの井出洋介氏の勝負に対する考察。ただの戦術書だけでなく、こうした見地から麻雀を取り上げ、著述してしまうのは現在のところ氏のみ。ただギャンブルとしての麻雀は徹底的に否定している方なので、当HP閲覧者はそこのところ認識した上でお読みください・・・
マンセンゴ.NET: ★★★ |
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明るく楽しい、理想の麻雀店を「新撰組」がズバリ徹底検証。ココがちがう!ココもちがう!―明るい麻雀店を紹介。ミスター麻雀小島武夫プロ、東大式麻雀井出洋介プロ、牌流定石金子正輝プロもビックリした優良店。全国チェーン麻雀さかえ躍進の秘密を初公開。(「BOOK」データベースより)
マンセンゴ.NET:★★★
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「カミソリ灘」執筆で現在でも読める本。(氏執筆のものの多くは在庫切れ或いは絶版)真剣・公式対局と豊富な実戦経験を持っている氏が、実戦の中から実例を出し解説する。ことわざや故事成語をたとえに多用、又勝ち方のみならず内容にも言及し、氏のインテリジェンスな一面と雀風を垣間見れる。
マンセンゴ.NET:★★★ |
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数多くのタイトルに輝く飯田正人が書いたはじめての戦術書。よく氏の麻雀を「うまくないけど強い」と運だけで勝ってるんじゃないの?という半ば妬みからくるような風評を耳にするが、それに対する回答をこの書では披瀝した。麻雀にはウマいけど弱い人はいない。ウマいんじゃなくて下手なんだ。強い人がウマいんだ。氏の信念を見る快心の好著。昨今のフリー雀荘で勝つ為のハウツー本としては、かなりイイ線。
マンセンゴ.NET:★★★ |
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戦術書ではないので、とりあげようかどうか迷ったけど、これはかなりオススメです。メディアにもっとも取り上げられる女子プロとしての苦悩(団体へ所属せずにフリーという道を進んだ経緯etc)などが素直に書かれていて、大変共感しました。とにかくマージャン業界で商業的に立脚できている数少ないひとりとして、彼女への嫉妬ができてしまうことは仕方ないんでしょうね。体を張ってイロモノ的な仕事もこなす姿を見て、本当のプロ根性ってなんなんだろうと考えさせてくれます。
マンセンゴ.NET:★★★★ |
雀士の兵法
著者:白井宇一
出版社:池田書店
本体価格:480円
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この本は古本屋でみつけた本です。もう絶版で入手困難ですが、内容はかなり面白かったです。まだ麻雀がレジャーの王様だった時代(昭和40年頃?)に、いかに他の雀士と差をつけて、勝率をアップさせるかという観点から、日頃の取り組み方などにまで言及していて驚かされる内容となっております。
マンセンゴ.NET: ★★★★ |